乳首 垢

乳首から垢・カス!これって何かの病気なの?

母乳育児を頑張っているママは、
何かとおっぱいや乳首トラブルに悩まされるものです。

 

完全母乳で育児をしている場合、子どもが1歳半過ぎくらいまでは、
1日に10回以上も頻繁に授乳していたというママも多いのではないでしょうか?

 

その際乳首が切れてしまったり、おっぱいが詰まったりと、いろんな悩みも出てきますね。

 

そんな大変な授乳の時期も一段落した頃、
また乳首から垢のようなかすのようなものが出るといった
心配な症状が見られるママが多くいます。

 

卒乳してから半年、1年経った頃に、
乳首に母乳みたいな白っぽいものが詰まっているのを発見するママも多いみたい…。

 

でもこのような症状は、妊娠中のママにはよく見られる症状で、
この分泌物は、乳かすや乳垢(にゅうこう)とも呼ばれているものなのです。

 

妊娠中は乳かすや乳垢は当たり前?

 

妊娠によって、徐々に母乳が分泌されはじめますが
それが固まったものを乳かすや乳垢といいます。

 

乳首から分泌された母乳が少しだけ乳首の周りに、
かすのように溜まってしまうのです。

 

妊娠中、ママの身体からはプロラクチンという女性ホルモンが分泌され、
母乳を作る準備がスタートしますが、
一方では、母乳が分泌されるのを抑制する
プロゲステロンという女性ホルモンも盛んに分泌されています。

 

このようなホルモンの働きによって、
ママの身体の中で母乳は作られ始めるものの、
乳首周辺でかすのように固まってしまうという症状が出てしまうのです。

 

 

卒乳してからも乳かすや乳垢…これって病気?

 

しかし、卒乳して半年以上経ってからも、
妊娠中に起きていたような乳首の垢やカスが出てきた…となると、
心配になってしまいますよね。

 

でも、お風呂に入った時などに、
このような乳首に溜まった母乳のかすみたいな垢のような分泌物を発見して、
「妊娠していないのに乳首のカスや垢が出てくるなんて、もしかして、乳がん?」
などと心配になってしまうママも多いのです。

 

でも、卒乳してからかなり経過しても、子どもが3歳くらいまで
お風呂などで乳首をつまむと乳汁が出てきた、というママもいます。

 

ですから、基本的にあまり心配する必要はありません。

 

 

とはいっても、一つだけ注意点があります。

 

乳首から分泌されるカスや垢の色に注意してください!

 

 

この分泌物が、白い色なら乳汁によるものである可能性が高いのですが、
もしも赤い色をしていたら、乳がんの可能性もあります。

 

分泌物の色が気になる場合には、早めに産婦人科などで相談してみましょう。

 

乳首から出るものが白っぽい色をしていて、
妊娠の可能性がない場合には新しく母乳は作られていないので、
授乳していた時の乳汁が残っていた可能性が高いです。

 

乳首から垢やかすみたいなものが分泌される以外に、
痛みがあったり、しこりなどの症状もなければあまり心配する必要はありません。

 

しかし、このようなトラブルは卒乳後のケアがしっかりできていれば起こりません。

 

 

乳首から出る垢・カスの原因と対処方法

 

卒乳後に分泌される乳首のカス、垢のようなものは
いったい何なのでしょうか?
なぜ、このようなものが分泌されるのでしょう。

 

また、対処方法はあるのでしょうか?

 

ここからは、乳首から出る垢・カスの原因と対処方法について紹介します。

 

 

妊娠中の乳カス・乳垢の原因と対処方法

 

先ほども説明したように、プロゲステロンの働きにより
妊娠中には母乳が作られるものの、母乳が噴出することはなく、かすのように固まります。

 

しかし、出産後には、プロゲステロンの作用が弱まり、
代わって、母乳を分泌を促進するオキシトシンという女性ホルモンが分泌されるようになります。

 

この時、乳首周辺に乳かすが溜まったままだと、母乳の出に悪影響が…。
ですから母乳の出を良くするために、
事前に乳カスをキレイに除去しておくことが大切です。

 

妊娠20週目くらいから乳頭マッサージなどをしながら汚れを除去し、
乳首を清潔に保つようにしましょう。

 

 

次に、乳カス・乳垢の対処方法を紹介します。

 

ここで紹介する乳かすや垢の取り方は、
卒乳後のママの場合でも同じですから参考にしてくださいね。

 

 

まず、乳首から分泌された乳かす、乳垢はお風呂から上がった後にケアするのがおすすめ。
乳首もしっかり保湿されているので、汚れも取りやすくなっています。

 

綿棒などに、低刺激のベビーオイルやオリーブオイル、ホホバオイルなどを適量含ませ、
乳首を優しく拭うようにすれば、スルリと取れますです。

 

あとは濡らしたガーゼなどで優しく拭き取りましょう。

 

なかなか取れないと、どうしても力が入ってしまいますが、
無理やりゴシゴシ取ろうとするのはやめてくださいね。

 

妊娠中に分泌される乳かす・乳垢は、
母乳がきちんと分泌されている証拠ですから安心してください。

 

しかし、きちんと取り除き、産後、赤ちゃんが吸いやすい乳首になるよう、
乳首マッサージなどをしてケアしておくことが大切です。

 

 

卒乳後の乳カス・乳垢の原因と対処方法

 

卒乳後に分泌されるかすや垢も同様のケアで対処出来ますが、
このような分泌物がでないように、卒乳後、きちんと母乳ケアをしておくことも大切。

 

卒乳後、きちんとおっぱいのケアしておかないと、古い母乳が残ったままになり、
次の妊娠の際の母乳トラブルになる可能性も出てきます。

 

例えば乳首からかすや垢が出るだけでなく、乳腺炎になってしまったり、
次の出産の際の初乳にも影響があるとも言われているので
きちんとケアをしておきましょう。

 

ですが、卒乳後のおっぱいのケアの仕方を知らないというママも多いですよね。

 

近所に民間の母乳相談室や、助産師外来など、
断乳マッサージケアの方法を教えてくれるところがあれば良いのですが、
このような施設がないと、困ってしまいますね。

 

そこで、こちらでは自分でできるおっぱいケアの方法を紹介します。

 

卒乳した後は、お風呂に入った時、
シャワーを浴びながら、おにぎりを握るようにおっぱいを搾り、
しっかりと、残っていた母乳を出し切るようにします。

 

手のひらで乳房全体を包み込み、
外側から内側に向けて母乳を搾り出すようにしましょう。

 

卒乳時にこのようにして、母乳を出し切っていないと、
乳かすが出る要因となり心配の種になってしまいます。

 

卒乳後ののおっぱい絞りは、簡単にできることなので、
次の出産時の初乳、授乳のために今からでも母乳を出し切っておきましょう。

 

 

●ペパーミントで卒乳時のおっぱいケアができます!

 

また、ペパーミントを使用した卒乳時のおっぱいケアの方法もあるので紹介します。

 

卒乳後にも母乳の分泌が良くて辛い場合には、
ペパーミントの精油を使用した冷湿布でケアしてみてください。

 

洗面器に冷水を入れ、ペパーミントの精油を数滴垂らし、
そこにおしぼりを入れて軽く絞り、
おっぱいが張っている時などに乳房全体に湿布してください。

 

この冷湿布でおっぱいに溜まった熱もクールダウンされて、
張りがかなりラクになるはずです。

 

また、ペパーミントやセージなどのハーブティには、
母乳の分泌を抑制する作用があります。

 

リラックスしながら飲んでみてくださいね。

 

 

 

このようにして、残っていた母乳を出し切れば
卒乳がスムーズにでき、卒乳後のおっぱいトラブルに悩まされることもなくなります。

 

もし卒乳後、乳首から乳かす・乳垢が出て来たら綺麗に除去しておけば
心配ありません。

 

 

でも、乳がんやポリープなどでも母乳や分泌物が出ることがあるので、
いつまでも、乳かすが出るような場合は必ず受診しましょう。

 

そうでなくても、乳腺がキレイになっているか確かめるために、
一度、産婦人科を受診して助産師さんなどに相談してみるとより安心できます。

 

 

 

 

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